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【編集部コラム】日本で初めて海外進出した犬種

2012年03月21日
『日本の代表犬は?』


そう聞かれると、現代の日本人は「柴犬」と答えることでしょう。 確かに昨今は、海外でも柴犬は人気です。また、某CMで話題の白いお父さん犬の「北海道犬」も候補に挙げられるでしょうか。しかし、歴史上で一番最初に日本の代表犬種となったのは、実は柴犬や北海道犬ではなかったのです…


初めて海外にわたり、クラブ(犬種愛好家の団体)まで発足した犬種、それは「狆」です。


時は江戸時代、日本の犬といえば、柴犬のよう な和犬でしたが、多くはありのまま、つまりは雑種と して自由な姿で存在していて、まだ犬種として成り立ってはいませんでした。


その頃、日本には多くの欧米人が訪れていましたが、すでに様々な犬種の作出に務めていた欧米人にとっては、それらの犬たちは残念ながら魅力的には映りませんでした。


そんな中、大名をはじめと した江戸の上流階層にもてはやされていた狆だけは、不思議な容姿が欧米人に気に入られ、相当な数が輸出されたそうです。 しかし、体が弱かった狆は、環境の変化についていけずに、ほとんどが死んでしまいました。


その中で生き残った数少ない狆がイギリスに渡り、「ジャパニーズ・チン」としてクラブまで発足されたといいます。それこそが、初の日本犬種の海外進出だったのです。







ちなみに、江戸時代にはまだ狆の容姿は定まっておらず、様々な種類の狆がいたそうです(小型犬を総称して「チン」とも呼んで いました)。
狆のような風貌の犬が集められ、そこから狆の元となる姿の犬が生まれ、淘汰され、明治以降になって、現代の狆の姿が確立されたのです。


愛犬の友編集部

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